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京都伏見・深草の地に佇む
日蓮宗 宝塔寺の塔頭「西之大坊 大雲寺」

大雲寺について

About

吾が大雲寺は、深草山宝塔寺の塔頭で、巽の霊山とも呼ばれる場所にあります。
この寺は、円頓院日銀上人によって建てられた六坊の中で最初のお寺です。

昔から極楽寺地域の一部であり、特に鶴林院の旧地として、古い建物が多く残っています。

1536年、法華一揆のおり本寺である宝塔寺が火災に遭い、全山が焼失。その後、しばらく再興に至りませんでした。天正年間、京都の妙顕寺の日堯上人の弟子である日銀上人(当時一八才)が、師匠の命により報恩の読経を欠かさず続けられ、再興を祈願しました。後に太閤秀吉の家臣である平野権兵衛公の支援を受け、方広寺大仏殿の余材を使用し、この地に仮の本堂を建て、それが後に大雲寺の起源となりました。

数十年後、本寺の諸堂伽藍が建立され、日銀上人はそこに移り住みました。その後、日銀上人の家兄である松井藤介が寺を継ぎ、「西之大坊」と呼びました。後に日随という弟子が寺を継ぎ、さらにその弟子「大雲院日騰上人」が後を継ぎ、当山の寺号はその院号に由来します。その後、400年以上にわたって法灯が受け継がれ、今日に至っています。

近年、日蓮大聖人や日像菩薩を偲んで、寺内外の整備が行われ、寺観が一新されました。

さらに、庭の中に茶室「宝珠庵」「黙庵」を造営、これを機に造園師中原正治氏により庭を全面改修。

Nishinodaibo Daiunji

見どころ

Highlights

洗練された、「北山台杉」の庭。
季節ごとのさまざまな表情を愉しむ。

お茶室からの
風情あふれる庭園を愉しむ。

数多くの寺宝を展示。
歴史と文化に思いを馳せて。

​*時期によって展示が変わります

 市民が選ぶ。京都の財産として残したい。

「京都を彩る建物や庭園」認定 

当寺院は、京都市 の「京都を彩る建物や庭園」認定を受けております。
世代を越えて継承され、京都の歴史や文化を象徴する建物や庭園が対象に「選定」を受け、
その中でも特に維持、継承の必要性が高いものが「認定」を受けます。

拝観のご案内

Guide

お参りの際は、事前にご予約をお願いいたします。
​希望日時、お名前をお伝えください。

お電話受付時間:9時〜16時

拝観料

1,000円 (説明付)

拝観時間

9時~16時

御朱印

参拝の証として、御朱印を授与しております。

志納料 500円

アクセス

Access

〒612-0885 京都府京都市伏見区深草宝塔寺山町32

京阪本線「龍谷大前深草」駅 / 奈良線「稲荷」駅 / 京阪本線「伏見稲荷」駅

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